【概要】
三重県は、豊かな自然と産業が昔から両立しており、さらには伊勢神宮や熊野古道など霊験あらたかな土地も多い、これから先の未来にも伝えていきたい魅力が満載の地域です。
一方で、南北に長い地形のため、地域により産業構造の違いや少子高齢化などの抱えている課題に差があるというような面が潜んでいるのも事実です。
今回、トモノカイでは魅力が詰まった三重県を舞台にした、独自の地域探究教材を制作いたしました。
「三重に住む人」にも「他の地域に住む人」にも、三重県「ならでは」を探究していくことで、地域の新たな魅力を発見してもらえる教材に仕上がりました。
トモノカイは、これまでいくつもの地域の探究教材に携わってきたからこそ、それぞれの地域にさまざまな魅力や独自性、あるいは社会課題についてもひとつとて同じものはないということを実感しています。
また同じ県内でも、三重のようにさまざまな地理条件や環境、産業に違いがあると、隣同士の市町村のことでも知らないことの方が多いことに気づきます。
これが、「地域探究」の始まりと考えています。
自分の住んでいる地域、近隣の地域、そして旅行で訪問するような離れた地域。
いずれの場所にも、それぞれの「ならでは」があります。
ぜひ、三重県の「ならではさがし」をきっかけに、地域の探究を始めてみませんか?
【体裁】
『三重×探究 -三重の”かさなり”をとらえる-』
<ワークブック>
A4判 フルカラー 24ページ 715円(税込)
付録:教師用指導解説書(PDFデータでお渡し)
【ワークブックの流れ】
『三重×探究』は、以下の4つのパートで構成されています。
◆STEP.1 探検準備(事前学習)
まず最初に、探検(実際に現地に赴いて自分自身で体験したり、見聞きしたりすること)の視点である「ならでは探し」とは何かを学びます。
そこから、三重県の概要やSDGsに関連するトピックを押さえたうえで、「探検マエワーク」に取り組みます。
自分の興味のある社会課題をきっかけにして、三重をどのように探究するかを決めていきます。
◆STEP.2 いざ探検!(現地学習)
事前に自分が決めたテーマで、さまざまな「ならでは」を探します。
現地で気づいたこと、興味がわいたことなど、その時々の自分の感情に添ってメモをしていきます。
◆STEP.3 探検の振り返り(事後学習)
「探険アトワーク」として、探検で発見した「ならでは」を自分の言葉で表現していきます。
地域課題を探究的な見方でとらえ、自分ごととして深く掘り下げて考えていきます。
最後には、自分と地域のつながりを考え、自分がどんな貢献ができるか、他の人にどのように魅力を伝えたいかをまとめます。
◆【発展】 社会課題解決実践事例「ロート製薬×探究」
社会ではどのような探究が実践されているか、企業の取り組みから学ぶためにロート製薬株式会社(以下、ロート製薬)での実践事例を取り上げた特集ページです。
ロート製薬独自の社内活動である「改鮮活動」と、三重県伊賀市の上野テクノセンターでの取り組みを例に挙げました。
ここでは、地域とキャリアに結びつくワークにもチャレンジできます。
【利用方法】
『三重×探究』は、トモノカイでご採用の案内をしております。
また、特集ページで紹介しているロート製薬上野テクノセンターでは、見学なども受け付けております。
ワークブックの活用にご興味のある方、ご採用を検討されている方は、ぜひこちらからお問い合わせください。
担当者より詳しくご案内させていただきます。