地域探究

加賀温泉郷×探究(石川県加賀市)

【概要】
2024年春、北陸新幹線延伸により加賀温泉駅に新幹線が停車するようになります。
加賀市では、首都圏からのアクセスがよくなることで、観光への需要に対する期待が高まっています。

加賀市には、3つの温泉地「片山津温泉」「山代温泉」「山中温泉」を中心に、さまざまな魅力が溢れています。
松尾芭蕉や与謝野晶子など、多くの著名人が愛した温泉地として有名ですが、九谷焼に代表される伝統工芸品や北前船文化の歴史など、知れば知るほど興味がつきません。
さらには、歴史的なものがあるだけでなく、スマートシティ化など進歩的な取り組みも活発です。

このたびトモノカイは、加賀市教育旅行用探究ワークブック『加賀温泉郷×探究』の制作をお手伝いいたしました。
加賀市を修学旅行や研修で訪れる中学生や高校生たちが、町を歩いて文化の一端を感じながら、「加賀ならでは」を見つけていくような作りになっています。
そこから、自分自身や地元の地域に立ち戻って考えをめぐらすことで、「地域ならでは」を見つけるための足掛かりとなり、はては地元に対する「愛着心」を育みます。

多彩な魅力をもち、そして歴史と文化が味わえる加賀市。
これらをもっと多くの方に知っていただき、来ていただきたいという思いを込めています。

【体裁】
生徒用ワークブック
『加賀温泉郷×探究 -人々の営みと文化が語るSDGsを味わおう-』(冊子・PDF配付)
A4判 フルカラー 24ページ
教師用授業案(PDF配付のみ)
A4判 フルカラー 10ページ

【学習ノートの流れ】
『加賀温泉郷×探究』は、旅行前に取り組む「事前学習」、旅行中の体験内容や考えをまとめておく「現地学習」、旅行後に加賀での学びを自分ごととして考える「事後学習」の大きく3 つに分かれています。

◆事前学習

このワークブックでは、現地加賀市での活動を以下の二つで紹介しています。
● 3つの温泉地「片山津温泉」「山代温泉」「山中温泉」での街歩き
● 文化スポット(体験)から味わうSDGs

事前学習では、共通で加賀市についての情報を押さえたうえで、現地での活動内容や実施形態にあわせた使い方ができるようになっています。
加賀市に興味をもつ情報がもりだくさんで、実際の行程に入っていない場所でも、記事を読むことで教育旅行自体への期待が高まります。
そこから、グループでの調査活動を行うことにより、さらなる気づきに結びつきます。

現地学習から事後学習では、加賀市の「温故知新」を見つける活動を行います。
加賀市へ訪問し、自分が実際に見聞きしたことや発見したことを、「故きを温ねて新しきを知る」に当てはめて考えてみることで、「加賀ならでは」の魅力の気づきにつながります。
さらには、その魅力がどこにあるのか、なぜあるのか。
順を追って考えを深めていくことで、それが自分の住む身近な地域でも当てはまることにも気づきます。
加賀市での体験や発見を基に、自分自身や地域に対して改めて目を向け、自分が一住民として何か貢献できるのではないかという意識が芽生えるはずです。

◆事後学習

◆教師用授業案
kyoushi

【利用方法】
『加賀温泉郷×探究』は、加賀市観光交流機構様が運営する観光サイト『加賀温泉郷』で公開されており、ダウンロードすることができます。

https://www.tabimati.net/feature/detail_56.html

※印刷・製本版の生徒用ワークブックは、1冊200円で販売されています。また、教師用授業案はデータのみでのご用意となります。詳しくは上記URLをご覧ください。

加賀市への教育旅行では、深みのある学びが体感できます。詳しくは以下のお問い合わせ先までぜひご連絡ください。
本教材に関するお問い合わせは、以下よりお願いいたします。

【お問い合わせ】
一般社団法人加賀市観光交流機構
石川県加賀市大聖寺南町二 41番地
TEL:0761₋72₋7900
FAX:0761₋72₋7991
E-mail:yukyaku@city.kaga.lg.jp