「音楽・音」に関する探究テーマってなに? 中高生の実際の探究作品を紹介します(自由すぎる研究EXPO)

自由すぎる研究EXPO2025の開催決定!

「探究のテーマは何にしよう?」
「やる気はあるけど探究テーマがみつからない!」

このような探究のテーマ設定に悩みを持つ中学生や高校生は、あなただけではありません。この記事では、中高生向けの探究コンテスト「自由すぎる研究EXPO」に寄せられた応募作品から「音楽・音」に関するものの一覧を紹介します。探究学習だけでなく、「音楽・音」の課題研究やレポートの題材に悩んでいる方も必見です!

日本全国の中学生や高校生たちがこれまでどんな探究をしてきたのか、先行する探究の成果を見てみよう!みんなの「音楽・音」に関する理解や興味の促進に少しでもお役に立てると幸いです。

応募作品

応募作品ピックアップ

作品紹介:「心地良い「音楽」を「数学」で奏でる」

<大妻多摩高等学校>

一つの「好き」に向き合って探究をする学生が多い中で、音楽と数学、二つの「好き」を掛け合わせて探究したという欲張りすぎるくらいの情熱がスゴイ!

アンケートによる検証だけにとどまらず、簡易とはいえ処理を組み込んで誰もが心地良い音楽を奏でることができるプロトタイプの実装まで挑戦していたので、音感ゼロの筆者でもいい感じの曲が作曲できてしまう未来が来るのかも!? なんてわくわくしました。

【作品はこちら】「心地良い「音楽」を「数学」で奏でる」

研究論文

「探究」と「研究」で目指すものが異なります。中高生のみんなからすると堅苦しく感じてしまうかもしれません。ですが、こういった学びの分野があるということは知っていることで損はしないので、今後の参考として「音楽・音」に関連する「研究」の論文をいくつかご紹介しますね!

レファレンス

【出典】Association Press,「新書マップ」(参照 2024.6.18, https://shinshomap.info/)
  • ピアノとピアニスト
    18世紀にその原型が生まれて以来、改良によって音楽の可能性を広げてきたピアノ。ピアノメーカーの技術の進歩、調律の仕事を通して見るピアノの世界、多様な個性に満ちた古今のピアニストの演奏解説と聴くべき名盤CDの紹介など。
  • ロック
    いつのまにかロックが世界音楽になってしまった。文化としてロックを見るとき、そこにどんなものを発見できるだろうか。ボブ・ディランやビートルズからロックを読む。
  • 日本の唱歌、童謡
    明治になって西洋音楽が流入した後の日本のうた、唱歌・童謡について。音楽教育だけにとどまらず、徳育、愛国心の涵養などにつかわれた役割とは。唱歌・童謡の歴史と現代の子どものうたについて考える。
【出典】国立国会図書館,「リサーチ・ナビ」
 (参照 2024.7.19, https://ndlsearch.ndl.go.jp/rnavi)
  • 音楽:28項目
    ・クラシック音楽作品の日本初演を調べる
    ・音楽に関する文献を探すには(主題書誌)
    ・楽曲のカバーについて調べる など

興味のありそうな探究テーマを紹介!

企画/編集:自由すぎる研究EXPO事務局

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