プロの映像作家が制作したドキュメンタリー作品を題材に、探究の問いづくりに必要な自分の中の”違和感”に気づいたり、感じたこと・考えたことを表現する練習ができるワークブックです。高校の探究、中学の「総合的な学習の時間」で活用することができます。
表現すること自体を目標として、そのための後押しをできるようにワークシートを用意しています。探究の時間を通して、社会課題の認識やSDGsに通じる協働性などを学ぶには最適なプログラムです。
▲ ワークシートの一部
LINEヤフー社と映像クリエイターがタッグを組んで制作したドキュメンタリー映像を、探究教材制作実績の豊富なトモノカイがSDGsにつながる社会課題をテーマに44本に厳選してまとめました。映像は本書専用のポータルサイトにて視聴できます。
ポータルサイトでは、各社会課題の基礎情報を紹介しているほか、「LGBTQ」「異常気象」などキーワードから関心のあるドキュメンタリー作品を選ぶことができます。
動画サンプル
※サムネイルをクリックすると一部の作品を視聴いただけます(外部サイトへ遷移)
▲ 社会課題をテーマとした映像作品をプログラム用に厳選してピックアップ
▲ 本書専用のポータルサイト (イメージ)
『ドキュメンタリーからはじめる探究ステップゼロ』
※2冊セット、教師用指導解説書(PDFデータ)付き
① ワークブック
A4判・24ページ・フルカラー ※紙冊子
② 視点Switchブック(サポートブック)
A4判・16ページ・フルカラー ※デジタル版
著作:株式会社ヤフー
制作:株式会社トモノカイ
【特徴】
映像視聴がきっかけだから取り組みやすい
ドキュメンタリー映像を視聴することで「社会課題」とはどういうものがあり、それぞれどのような課題なのか、イメージをつかみやすくなります。
デジタルネイティブ世代の生徒にとっても関心を持ちやすいプログラムです。
社会課題をよりリアルに感じられる
社会課題が起こっている現場に密着した作品群。関わる人びとのリアルな声があるからこそ、社会課題とは自分たちの生活に身近であることが生徒に伝わりやすくなります。
それにより、探究に取り組む上で重要な「自分ごと化」につなげられます。
多様な視点からものごとを捉えられる
セットになっている『視点Switchブック』では、「だまし絵」や「アナグラム」など生徒の感覚を直接刺激するような題材を使ってクイズ感覚で思い込みや視点の転換を体感させることができます。ワークブックに取り組む前に、この『視点SWITCHブック』を使用することで、探究を推進する上で必要な「ものごとを多面的に見つめる」力を養う練習になります。
生徒の課題設定や解決策のアイデアの幅が狭い、とお悩みの学校にはオススメの一冊です。
【利用した生徒の声】
動画を通して、問題解決のためになにができるのかを考えて行動している人がいると分かり、自分も人の役に立てるような人になりたいと思った。自分のいいたいことを相手に分かりやすく伝えるのは難しかったが、良い練習になった。(公立高校1年)
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動画で取り上げられていることに違和感を持つことで、ただ動画を見ているよりも興味を持って見ることができた。また、違和感を持つことで自分の生活と比べて見てみたり、相手の言いたいことをしっかり理解しようと思えた。(公立高校3年)
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【修了証の発行について】
本教材では、授業で取り組んだ成果物をトモノカイにご提出いただくことで、「修了証」を発行いたします。
学校推薦・総合型選抜入試など、生徒が高校生活での自身の取り組みを語る際の自己PRとして修了証をご活用いただけます。
※修了証の発行には、購入者向けにご案内する専用フォームから成果物の提出が必要です
▲ LINEヤフー社が認定の「修了証」イメージ
【学習の流れ】
① 感じたことを言葉にする
決められた作品を視聴して、感じたことを言葉にする練習をします。
② 自分で作品を選んで視聴する
社会課題を表した作品群の中から自分で選んだものを視聴し、感じたことを言葉にします。
③ グループで意見を交わす
自分で感じたことを持ち寄り、グループで解決策提案に向けて取り組むテーマを決めます。
④ 個性を生かして協働する
各自の得意な作業を意識しながら役割分担をして、発表制作を進めます。論文やポスターだけでなく、動画などを制作する際のコツもお伝えしています。
⑤ 表現して他人に伝える
制作した内容を発表します。お互いにフィードバックをし合いながら、他人に伝えることを体験します。
⑥ 広めることを考える
発表で得られたフィードバックを参考にしながら、より広く世の中へ発信していくことを考えます。コミュニケーションデザインの基本を学べます。
本教材にご興味のある方には無料でサンプルもご提供しております。下記のフォームからお申し込みください。