2022年に高等学校で必修化された「総合的な探究の時間」。
探究学習では、生徒個々の興味関心に対応する「個別最適化」が重要だといわれています。
探究の「個別最適化」には、それぞれのテーマ設定が欠かせません。
その「テーマ」のひとつとして、生徒の生活に身近な “地域” があります。
トモノカイでは、その “地域” をテーマとした探究教材を制作しています。
地域 “ならでは” を探究する教材
トモノカイでは、これまで各地の自治体様とともに、生徒自身が主体的に地域の特性を把握し、SDGsや課題を見つめて探究的な視点を養える「地域探究教材」を制作してまいりました。
各地で感じられる地域の独自性 = “ならでは” を見つける「探検」を中心に、SDGsや地域課題に意識を向けて自分ごととして捉えられるような構成となっています。
地域探究教材の制作実績
※2023年12月時点
教材の例
※画像をクリックいただくと、各教材の詳細ページに移動します
トモノカイの地域探究教材の特徴
1
探検(現地学習)を中心に、事前学習・事後学習を用意。単なるガイドブックにならない、地域に対する理解をより深める構成。
2
教材で取り扱う地域と自分の住む地域を、対比しながら見つめ直せる。地域の“ならでは”を見つけやすい構成。
3
探究的なワークが組み込まれているため、地域を知ることに留まらず、持続可能な社会を考えるきっかけとなり、「自分ごと化」ができる。
なぜ探究学習で地域を扱う?
地方創生を目指す際には、定住人口・交流人口だけではなく関係人口への期待も大きくなっています。この関係人口を増やしていくには、その地域の課題について“自分ごと化”が進む必要があります。
この“自分ごと化”を進めるために、教育旅行、修学旅行、校外学習などは好適な機会です。
このため、トモノカイではこれまで旅行会社様と協働しながら、各地の自治体様とともに探究教材を開発してきました。
教育旅行で訪れた生徒が、現地の方々との交流などを通じて、その地域について自分ごと化を進める。それによって生徒の探究する力を育み、将来的には地域人材としての活躍も期待できる、そんなエコシステムの創出にトモノカイは挑戦してまいります。
探究の取り組みが各方面で本格化するなか、大学でも探究型入試が増えてきており、今後は中学・高校での探究も高度化・自律化が求められてきます。生徒にとって、「ものごとを自分ごと化する力」を養い、地域との協働を実感するには、地域を扱う教材は有効です。また、地域にとっても関係人口の拡大や担い手の育成の観点から、地域探究教材は有効だといえます。
地域探究教材の制作フロー
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