コンテスト入賞者にドキュメンタリー映像の制作ノウハウを提供
「総合的な探究の時間」(以下、「探究」と表記)の教材制作・販売やイベントなどを通して中学・高校の探究のサポート行う株式会社トモノカイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:徳岡臣紀)は、当社の探究コンテスト「自由すぎる研究EXPO」に入賞した全国の中高生に映像ドキュメンタリー制作プログラムを提供する取り組みが、一般社団法人三菱みらい育成財団の助成事業に採択されたことをお知らせいたします。
前向きに取り組んできた中高生の探究活動の成果を、より多くの方々に知っていただくためにも、映像制作を通して新たな表現手法を身につけてもらうことを目指しています。
採択されたプログラムの概要
本プログラムでは、探究コンテスト「自由すぎる研究EXPO」の入賞者である全国の中高生を対象に、LINEヤフー株式会社が運営するインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」の協力のもと制作した学習教材『映像で伝える探究ステップゼロ』を使用します。
参加生徒には教材やオンラインセミナー、レクチャー動画を通して短編ドキュメンタリー映像の制作ノウハウを習得してもらい、最終的には完成した作品で「札幌国際短編映画祭」で3分間のショートドキュメンタリーを募集する「MicroDocs U-18部門」への応募を目標とします。
ドキュメンタリーの制作過程は、テーマを設定して調査や取材、自身の企画に沿った映像の編集をして世の中に発表するという、探究に直結する活動です。
探究に必要な「ものごとを捉え、他者に伝えるための視点」を養うほか、普段の授業では扱いづらいドキュメンタリー制作を通して新たに、探究における「まとめ・表現」の手法を身に付ける機会を提供します。
三菱みらい育成財団によると今年度の助成事業では応募総数436件から105件が採択。本プログラムが採択されたのはカテゴリー2「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム」で、このカテゴリーには当社をはじめとする125件の応募があり12件のプログラムが採択されました。
プログラム責任者のコメント
(株式会社トモノカイ 執行役員/未来教育創造室室長 木曽原 和之)
財団の理念と合致し、社会的意義が認められたことを大変光栄に思います。
中高生の探究活動の成果は年々非常に価値のあるものになってきており、今回の取り組みをきっかけに、その価値を国内のみならず海外にも発信できる活動にしてまいります。生徒達の熱意あふれる探究活動の数々を、引き続き多くの企業や団体の皆様に応援していただければと思います。
【自由すぎる研究EXPOについて】
株式会社トモノカイが主催する全国の中高生を対象とした探究のコンテスト。本年度で3回目の開催を迎えます。
生徒の自由な疑問や興味関心に基づいた研究の成果や考察を自由研究作品(探究の成果物)として募集し、さまざま業種の企業や大学等で構成される「称賛団体」が作品審査を務めます。称賛団体それぞれの専門領域から多様な観点で生徒の探究を称賛する「称賛の場」を目指しています。
▶自由すぎる研究EXPO公式サイト
https://tankyu-skill.com/expo/irexpo/
▶本プログラムで使用する教材のページ
https://tankyu-skill.com/kyozai/stepzero
【一般社団法人三菱みらい育成財団について】
三菱グループが創業150周年にあたり、次世代人材の育成を目的に2019年10月に設立。
未来を切り拓く人づくりをテーマに、次代を担う若者の育成を目指す教育活動への助成と、ネットワークづくりや情報発信を行い、その成果を広く社会に波及させるための活動を行っています。
▶公式サイト
https://www.mmfe.or.jp/
【お問い合わせ】
株式会社トモノカイ未来教育創造室「自由すぎる研究EXPO」事務局
TEL 050-1745-6688
MAIL tankyu_support@m.tomonokai-corp.com
プログラムで使用する教材のサンプルをご希望の方はこちら
https://go.tankyu-skill.com/l/974063/2024-03-13/4cpb7