

ドキュメンタリー作品をきっかけに社会課題の探究へと踏み出す入門教材
本書で実践するのは、プロのクリエイターが制作したドキュメンタリー作品を通じて、SDGsにつながる社会課題への理解や探究的な学びへと向かう姿勢を育む教育プログラムです。
探究学習において最初の難関ともいわれるのが「課題設定」。生徒によってさまざまな理由があると思いますが、“違和感を感じにくい”や“自分のことを表現するのが苦手”などが、自分の中にある疑問や問いに気づきにくい要因になっていることがあります。
このため、このプログラムではドキュメンタリー作品を題材に、自分の中の違和感に気づいたり、感じたこと・考えたことを表現してほかの人に伝える練習をします。
表現方法は自由。内容よりも、表現すること自体を目標として、そのための後押しをできるようにワークシートを用意してあります。
社会課題の認識やSDGsに通じる協働性などを学べるプログラムです。
↓ 検討用見本をご希望の方 ↓(同業他社の方はご遠慮ください)

【プログラムの流れ】
PHASE1:感じたことを言葉にする

決められた動画を視聴して、感じたことを言葉にする練習をします。
PHASE2:自分で作品を選んで視聴する

社会課題を表した動画群の中から選んだ動画を視聴し、感じたことを言葉にします。
PHASE3:グループで改善に取り組む

動画で感じた変えたいことの改善策をグループで考えます。
PHASE4:他人に伝える表現を考える

グループで考えた改善策を自由な形式の表現で制作します。
PHASE5:発表で他人に伝える

グループ発表を行いフィードバックを実施します。
【『ドキュメンタリーからはじめる探究ステップゼロ』の特徴】
➊探究の入り口に立つための練習ができる
探究学習で求められる「課題設定」に必要な、自分の感覚に自覚的になる練習ができるようにワークを設計。 近年ビジネス界でも注目を集める「アート思考」のアプローチを参考にしています。
❷世の中にある“社会課題”について知る
ドキュメンタリー動画を社会課題ごとに整理してあるので、“社会課題”とはどういうものがあり、それぞれどのような課題なのかイメージをつかむことができます。
➌発表形式は自由。とにかく表現できた時点でOK!
自律的に探究を進めていく「探究モード」となるために、まずは生徒が楽しんで取り組めることが重要。 発表形式はレポートだけでなく、さまざまな表現方 法を許容することで楽しく取り組むことが可能です。
【教材制作の背景】
トモノカイでは國學院大學の田村学教授の監修のもと、公教育で使われる「探究」のテキスト/ワークブックを開発・制作しております。また、さまざまな動画を豊富に掲載するYahoo! JAPANクリエイターズプログラムは、ドキュメンタリー動画を用いた出前授業を実施してまいりました。そして今回、両社の知見・資源を合わせて、新時代の探究教材を作るべく、共同制作するに至りました。
今作は特に、探究活動の最難関ともいわれる「課題設定」に注目。いきなり問いを立てるのではなく、まずは問いの源泉となる自己の違和感や感情を表現することを目指しました。Yahoo! JAPANクリエイターズプログラムの高品質なドキュメンタリーのなかから、SDGsにもつながる社会課題をテーマとした作品を取り上げています。生徒がそれらの作品を視聴し、何を感じたのか、なぜそう感じたのかを深堀りし、他者と共有したうえで協働して課題解決への向かい方を考える内容になっています。こうした経験が、改めて探究活動をする際の問いづくりに生きてくることを期待したものとなっています。
また、専用WEBサイトにある動画コンテンツを題材とすることで、ニューノーマルが求められる学校現場のニーズに応えることも想定しており、両社は今後もプログラム内容を更新していく必要があると考えております。このため、今回お申込みいただく学校には、プログラム更新の参考となる学習の振り返りアンケートの回答を共有していただくことを条件に、無償提供することとしました。
■プログラムの利用をご希望の場合
ご希望の学校には、このプログラムを実践するためのワークブックを先着で50校に無償提供いたします(ご利用条件あり)。
詳細については、下記のボタンより弊社の営業担当までお問い合わせください。

■検討用見本(PDF)を提供中
下記のフォームからお申込みいただくと、生徒用ワークブック、教師用指導解説書の検討用見本PDFをメールにてお届けします。
ご導入の参考になさってください。
(同業他社の方からのお申し込みはご遠慮いただいております)
