★こんな方におすすめ★
- 探究のゴールが見えにくく、生徒のモチベーションが気になる方
- せっかく面白い探究テーマが出てきたから、校外にも発信していきたいと考えている方
- 学校外の大人からも、生徒を評価してもらえるような場がほしいと考えている方
2022年度から高等学校で必修化された「総合的な探究の時間」。
不確かな世の中、生徒自身の生きる力を育むためにも、自分なりに問いを見つけ出し答えを探っていく探究的な学びは重要です。
こうした正解のない学びは社会に出てからも役立つからこそ、学校内だけで終わらせず、次のステップへつないでいきたいもの。
たとえば、探究がきっかけで学校外の企業や大学で活躍する大人たちとのつながりを作れたなら。
あるいは、生徒の探究成果について、他者からの称賛や次に生かせるフィードバックがもらえたなら。
そんなことができたら、とても素敵だと思いませんか?
これらが実現される場こそ、「自由すぎる研究EXPO 2023」です。
▼自由すぎる研究EXPO 2023 公式サイトはこちら▼
https://tankyu-skill.com/expo/irexpo/
目次
そもそも「自由すぎる研究EXPO」って、なに?
「自由すぎる研究EXPO」は、全国の中高生を対象にした探究成果の博覧会です。
昨年の初開催の際、大好評をいただいた「自由すぎる研究グランプリ」からさらに進化し、より多様な作品が集まり、称賛が溢れるような場として生まれ変わりました。
参考:2022年に開催した「自由すぎる研究グランプリ」公式サイト
https://tankyu-japan.com/ISGP2022/
本イベントでは、自由研究を“探究”になぞらえています。
そして、“自由すぎる“ともあるように、テーマに制限はありません。どんなテーマでもエントリーができます。
5月末までの募集期間のあとは、3段階の審査を経て、作品に応じて様々な賞が決定される形で、作品への称賛が送られます。
1次審査では、中高生より少し先輩であり、日々個人で研究を進めている大学生。
2次審査、最終審査では、社会の一線で活躍する企業の社員や大学などの大人たちが、エントリーされた作品を評価していきます。

また、本イベントは中学生から参加できることも大きな特徴です。
いまや全国的に、中学生のうちから探究に取り組む学校が多くある一方で、中学生を対象にした探究のイベントやコンクールといった、彼らが探究成果を披露できる場はなかなかないという現状があります。
中学生のうちから、学校外で発表する機会があれば、今後の探究活動にも生かせる気づきにもつながるはずです。
応募に必要なのは、
- 探究成果(A4縦サイズのPDF 枚数無制限)
- 応募フォームの入力
- <任意>作品の魅力をギュッとまとめたショート動画(3分以内)
どなたでも簡単に応募できるような、シンプルな応募形式ですので、ご安心くださいませ。
その他、定時制学校や、インターナショナルスクールなど、幅広い校種の生徒たちが参加できますので、詳しくは公式サイト内【応募要件】をご参照いただければと存じます。
自由すぎる研究EXPOは、どんなことを称賛するのか?
自由すぎる研究EXPOでは、作品そのものの完成度だけでなく、探究そのものに向き合っている生徒さんの姿勢そのものを称賛したいと考えています。
①「好き」や「やりたい」などの気持ちがあふれている人
生徒さんの「好き!」 「これやりたい!」という気持ちを大切にしたいと考えています。
そんな、愛に溢れた気持ちをもって、夢中で探究に取り組んでいる生徒さんを称賛します。
②探究のサイクルを回していることが伝わる人
「課題設定→情報収集→整理分析→まとめ・発表」という一連の探究サイクルを回している、あるいは、回そうとしている生徒さんを称賛します。
ここでは、成果の完璧さや、質を重視しているというよりは、そのプロセスを大切にしています。
最後までうまくいかなかったとしても、かまいません。そこまでの過程で探究サイクルを回そうとしている姿勢そのものを称賛します。
③何かにとらわれず、とにかく自由に楽しんでいる人
本イベントは、”自由すぎる”研究です。
過去の研究や他者の意見などにとらわれることなく、それぞれが自由に楽しんでいることそのものを、ぜひ称賛したいと考えています。
まずは楽しんで、自分だけのテーマに取り組んでいただきたいと思っています。
事務局的 自由すぎる研究EXPOのおすすめポイント3選
「自由すぎる研究EXPO」について、少しは理解を深めていただけたのではないでしょうか。
ここでは、事務局の私がぜひ読者さまに本イベントをおすすめしたい3点を理由と共にお伝えいたします。
■ おすすめポイント①
大学生、企業社員、大学教授と様々な人が称賛団体として参加している!
先述の通り、本イベントでは集まった探究成果に対して
- 日頃から探究に取り組む大学生
- 社会の一線で活躍する企業の社員
- 多様な学びを展開する大学の方々
が、審査を通じて称賛を送ります。
4月中旬の現在では、合計18団体の称賛団体が集まっており、探究イベントの中では最大級(※自社調べ)の協力数となっております。
随時追加されておりますので、引き続き最新情報をお待ちくださいませ。
また、称賛団体によっては、特別賞をご用意していることもポイントです。
様々な角度からの称賛が、生徒さんの今後に結び付くこともあるかもしれません。
貴重な機会として、ぜひご活用いただければ幸いです。
■ おすすめポイント②
過去に取り組んだ探究の成果を提出することができる!
5月末の締切までに、必ずしも新しい探究成果を用意しなくてはならないわけではありません。
- 総合的な探究の時間の取り組みの一環として行った個人/グループ探究の成果
- 個人的に進めてきた研究内容
- すでに学校内での探究発表会で発表した内容
などなど、これまでに取り組んだもので参加OK!
生徒の皆さまが一生懸命に取り組んだ成果を、この機会を活用して学校外にも発表してみませんか?
■ おすすめポイント③
学校で取りまとめて応募できる!
本イベントでは、学校全体でのご応募、大歓迎!
「学校応募」「個人応募」の2種類の応募受付フォームをご用意しています。
「学校応募」は、応募作品を学校単位、学年単位で取りまとめてエントリーしたい、とお考えの先生方におすすめです。
すでに先生が探究成果を集めているのなら、それをそのまま圧縮フォルダにまとめていただいて、ご応募いただくことが可能です。
詳しくは、応募フォーム内の説明をご覧くださいませ。
なかなかゴールを見出しにくい探究活動ですが、学校で目指す一つの到達点としても、自由すぎる研究EXPOをご活用いただけます。
まとめ
いかがでしたか?
「自由すぎる研究EXPO 2023」について、興味をお持ちいただけたでしょうか。
自由すぎる研究EXPOは、生徒にとっても先生にとっても探究をより楽しんでいただけるような機会です。
応募は5月末まで受け付けておりますので、ぜひ、学校単位でのエントリーをご検討くださいませ。
ご参加を心より、お待ちしております!
参考情報
■「自由すぎる研究グランプリ」(2022年開催)時 関連記事
<審査員へのインタビュー>
<事務局推し作品の紹介記事>
■受賞者ムービー
・エンターテインメント大賞(大妻多摩高等学校 2年 小笠原優海さん)
・イノベーション大賞(長崎県立長崎東高等学校 3年 黒岩夕綺さん)
執筆:佐瀬友香(株式会社トモノカイ/自由すぎる研究事務局)